バーコードターミナルの種類

バーコードターミナルは日本のメーカや海外メーカから発売されています。

最新のバーコードターミナルは、Android OSのものが主流で以前主流だったWindows OSのものは古いものとなっています。 Windows OSのものはWindows 7がベースのものでバーコードターミナル用のMicrosoftで対応しなくなったことが原因です。

Android OSになったことより、ユーザがスマホ感覚で使用できるようになったことで使い勝手が良くなっています。また、タブレット、スマホからの接続も可能です。容易な接続が可能なだけにセキュリティには十分な注意が必要です。

バーコードターミナルのメニュー

①生産実績をバーコードターミナルで入力

②出荷実績をバーコードターミナルで入力

③購入品受入実績をバーコードターミナルで入力

④品目別入出庫実績をバーコードターミナルで入力

⑤在庫移動実績をバーコードターミナルで入力

⑥棚卸実績をバーコードターミナルで入力

⑦場所別現在在庫をバーコードターミナルで参照

在庫管理システムのStock Card印刷

在庫管理システムのStock Cardの印刷 (タイ歳入局への提出義務がある)

この帳票が最終目標です。

バーコードシステム導入の留意点

バーコードシステムは失敗例も多く、成功するための留意点を述べます。

ERP、生産管理システム、在庫管理システムにおけるバーコードシステムは、数量、金額、ロケーションを管理するものです。よく見られる失敗例は、このシステムに加工条件、品質管理、日報などの製造戦略に基ずく情報を詰め込みすぎて運用できなくなることです。

・入力者はあくまでも現場担当者であること忘れてはいけません。入力されたデータを必ず2重チェックすることが重要です。

・バーコードシステムに接続されたシステムで、部品表とStock Card (FIFO, Averageが必要)を対応していること。すなわち金額管理は絶対に必要です。特に部品表がないと生産実績入力時に子品目の消費ができません。

 

 

SimLex Developmet Co., Ltd. 古賀 敏生

九州大学を卒業後、大手ベアリング会社に就職し生産技術研究所にて工程設計を経験し、38才で独立後スケジューラ・生産管理システムを中心とした開発・販売を実施した。その後、タイにてSimLex Development Co., Ltd.を設立し、0ベースよりERP・生産管理システム・会計システムを開発・販売し現在に至る。

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